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NLPカウンセリング講座

先日、あるカウンセラーさんによるNLPカウンセリング講座
を受講してきました。

10回にわたって理論と実践をじっくりと行なうことに
なります。



参加者は4人で、皆知っている方々。
しかも、すでにカウンセリングの実務経験が豊富な
方など、非常にモチベーションが高い面々なので、
アットホームだが非常に効率的に学ぶことが
できそうな環境です。

今回学んだことは、
  ・NLPとカウンセリングの概要
  ・ラポール
  ・カリブレーション
です。

ラポールとは
「コミュニケーションをとるうえでの無意識レベルでのつながり」
のことです。
人と接する際に、なぜかこの人とはウマが合う、合わない
といったことがあります。
ラポールを形成するというのは、こうしたいろんな方々との
良好な関係をつくるということです。

カリブレーションは5感で相手を観察することです。
ラポールを形成するために、カリブレーションを行い、
まず、相手がどういうタイプの方かを知ることが重要
な要素のひとつとなります。

今回、カリブレーションのうちの一つ、”眼球動作”
を実践しました。

コミュニケーション中に相手の視線の向く方向を
観察することで、相手のことを少しでも知ること
ができます。

たとえば、右上を向きがちの人は、視覚的な
イメージで先のことを考える傾向にある。
左横を向きがちの人は過去にあった音を
イメージして、思い出したりする傾向にある。
といったことがある程度わかったりします。

このワークで、自分にとっての大きな発見がありました。

私の場合、どんな質問を受けても、まず右下を見てしまうのです。
右下というのは「触覚」。臭い、味、皮膚感覚など、
「感じる」というのがここに当たります。
しかも極端なのが、明らかに視覚的な質問であっても
まず、右下。

正直、自分でもびっくりしました。
全部、感覚的なものに落としこんでから理解する
ようです。(無意識なんですが…)

良く言えば、感覚がするどい。
悪くいえば、他のタイプのことが理解しにくい。
ということになります。

傾向として、一旦、感覚に落としこむため、聞いてから
反応を返すまでに1テンポ置きがち、口調は比較的
ゆっくり、口で説明されるより、実行するなかで理解する
といった特徴があるようです。

うぉ~!すごくわかる~!

たとえば、視覚タイプの人はポンポンと映像が浮かぶので
口調が速い。なので、私のようなタイプは、
「もうちょっとゆっくりと…」
となり、相手は、
「なぜサッとわからないの~(イライラ)」
私は、相手がイライラしていることのほうが
気になってきます。

というわけで、どうも極端な視覚型の方とは
ラポールが築きにくいようです。
(ずばり思い当たることがあります。)

そこで、いろんなタイプの方とラポールを
築くための練習として、あえて触覚以外の
表現を使うように意識したり、無理矢理に
上や横を視線を向けるようにすることで、
他のタイプに慣れることが可能だそうです。

というわけで、今までは、”感じる”やら
”腑に落ちる”といった、まさに感覚派の記述が
多かったのですが、これからは他の表現も
多用するように心がけてみます。
by powder_ski | 2007-05-08 23:41
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